【94】多病息災自慢
多病息災自慢 病院の待合室や、お見舞いで病室に顔を出すたびに不思議な光景に出くわします。 ある待合室では、 「この間、救急車で運ばれましてね。不整脈だったんですよ…」 「最近、血圧が上がってしまって、上が150を超えてしまってね…」...
【93】与えられた20ドルの奇跡
与えられた20ドルの奇跡 ある日突然、医師から食道ガンを宣告された。 治療をしなければ、私の生命はあと一か月あまり・・治療したとしても治る見込みはないらしい。限られた時間で、人々のために私は何をすべきだろう? ふと、とても貧しかったあの頃の想い出がよみがえった。...
【92】人生はまだまだ楽しい
人生はまだまだ楽しい つい最近、体罰の事件があった。 体罰は良いのか?悪いのか?愛情のある体罰は良い、愛情のない体罰はいけない・・そんな議論を醸し出しているが、苛めを受けて自殺に追いやられた子どもに対して、随分とおかしな議論だと思うのは私だけだろうか。人が体罰によって自殺し...
【91】神さまに与えられた時間
神さまに与えられた時間 新年の朝、私はとても哀かった・・。 昨年のクリスマスの日に、医者から余命を宣告されたからだ。 辺りはクリスマスソングの曲が響き、若者もお年寄りも皆が幸せそうに見える。私は毎年訪れるクリスマスが大嫌いだった。なぜなら、自分はこんなにも不幸なのに、他の者...
【90】被災地での復活する人々
被災地での復活する人々 私の顧問先の商店主が言う。 「俺はね、あれだけの大惨事を見てしまうとね、もし、自分があの被災地にいたとしたら、死んでしまった方が幸せかもしれない。あれじゃあもう立ち上がることなんて出来ないよ・・。家を失くし、最愛の妻や子供、孫や親、友達を失ってしまう...
【89】100万回目の人生
101万回目の人生 100万回生きたねこという童話があった。 たしかこんな内容だったと思う。 一匹の猫が100万人の飼い主とともに過ごし、100万回可愛がられ、100万回愛されて生きた。100万回生きたその猫は、自分が100万回生きてきたことを自慢していた。...
【88】幸せ論
「しあわせ論」 先日、私はあきる野市で講座を開催した。 いつもは著作権講座やベンチャー企業、まちおこしといったテーマが主流なのだが、今回のテーマは「しあわせ」である。 随分と珍しいテーマだが、拙者の著書「ホスピタリティ・ライツ」を読んだ税理士協会の先生方からの要望であった。...
【87】人生の100年計画その2
日本には100歳以上の高齢者が3万6436人もいるそうですが、人生100年が信じられないと言う人は意外に多いものです。 英国のバスター・マーティンさんは100歳で現役の労働者で、子ども17人、70人のひ孫に囲まれた生活を送っています。...
【86】人生の100年計画その1.
東京銀座のクラブに100歳の現役ママがいる。 100歳になっても元気に独り暮らしをしながら商売を現役で続行。テレビやマスコミでもかなり取り上げられている女性です。 ママは45歳のとき五反田で喫茶店「ギルビー」を開店。当時はまったくの素人経営で50年以上一日も休むことがなかっ...
【85】元気な人から元気をもらえばいい
元気な人がそばにいると人生が変わります。 生活しながら周りをよく見ていると、いつも元気な人たちがいます。その元気な人たちをさらに注意して見ていると、その元気な人の周りには、同じように元気な人たちが集まっていることがわかります。...