【39】こころを逃がしてあげる
世の中、あいかわらず『ありがとう』が挨拶用語になっている。 本当の「ありがとう」という言葉は、心にゆとりがないとなかなか言えるものではなく、「あ心のバロメーターともいえる「ありがとう」。 『ありがたさを感じることができたとき』、心から「ありがとう」といえるもの。...
【38】越中富山のくすりやさん
朝6時起床、辺りはやや明るい。とても静かな朝。 今日は7月1日、以前から依頼のあった講演会の日です。 ずいぶん遠い行先。 購入した新幹線のチケットは往復25.000円。初めて出向く富山県。 聴講者は約250人。行政の職員研修を行うことになりました。...
【37】願わくば花の下にて春死なむ
「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の望月のころ」 西行法師 叶うことならば、春満開の桜の木の下で死にたい。お釈迦様が亡くなられた2月25日、満月が照らす日に…という意味です。 西行は生涯に愛した桜の木の下、満月を仰ぎながら釈尊と同じ日に死にたいという想いを歌に込めま...