【39】こころを逃がしてあげる
世の中、あいかわらず『ありがとう』が挨拶用語になっている。
本当の「ありがとう」という言葉は、心にゆとりがないとなかなか言えるものではなく、「あ心のバロメーターともいえる「ありがとう」。
『ありがたさを感じることができたとき』、心から「ありがとう」といえるもの。
忙しさに日々追われ、頭の中がバタバタとしていたら、このありがたさを感知する能力が失われてしまう。
しかし、どんな時でもこの「ありがとう」という言葉を言うことによって、『こころを逃がす』ことができる。
こころを逃がすというのは、囚われてしまっている心を一瞬でも解き放ち、『ありがたさを感知する』こと。
日々、わたしたちは仕事や生活に追われ、家庭生活に追われ、付き合いに追われ、時間に追われている。すると、心のゆとりを失うのはもちろん、『ありがたさを感知する能力』までも失ってしまう。
そんな時、『心を逃がす』方法として、「ありがとう」という言葉を言ってみる。
すると、自分はもちろん、「ありがとう」と言われた人までも幸せになる。
「ありがとう」と言う言葉は、『ありがたさを感知する』素敵な言葉。
囚われている心を解放する『心を逃がす』言葉。
世の中、ありがたさから発する「ありがとう」という「こころ」が失われてしまっている。
©Social YES Research Institute / CouCou