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【24】最上のわざ

  • 執筆者の写真: ひかる 富樫
    ひかる 富樫
  • 2018年1月11日
  • 読了時間: 1分

この世の最上のわざってなに?

それは、楽しい心で年をとる、

それは、働きたいときに休み、

それは、喋りたいけれども黙り、

失望しそうなときは希望し、

従順に、平静に、おのれの十字架をなう・・。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見てもねたまず、

人のために働くことよりも、

謙虚に人の世話になり、

弱って、もはや人の役に立たずとも、

親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、

古びた心に、これで最後のみがきをかける。

まことのふるさとへ行くために。

おのれをこの世につなぐくさりを、少しずつはずしていくのは、

真にえらい仕事。

こうして何もできなくなれば、

それを謙遜に承諾するのだ。

神は最後に一番良い仕事を残してくださる。

それは祈りだ。

手は何もできない。

けれども最後まで合掌できる。

愛するすべての人のうえに、

神の恵みを求めるために。

すべてなし終えたら、

臨終の床に神の声を聞くだろう。

「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。

ヘルマン・ホイヴエルス〈人生の秋〉より  

©Social YES Research Institute / CouCou

 
 
 

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